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Our Loving Friend, D-O-G:ドジ、ありがとう。
今日、我が家の老犬 D-O-G(ディーオージー:略してドジ)が、永遠の眠りに就きました。
高齢で、身体中に癌(腫瘍)があって、先月ガクンと身体状況が悪化しました。

アメリカでは、ペットが不治の病にかかって、その痛みが激しい時、生きていても苦しむだけの時、
愛犬を苦しませ続けるのが忍びない飼い主は、
獣医に安楽死の注射を打ってもらう選択をする傾向があります。

私の身近にいた日本の飼い主たちで、安楽死を選んだ人が一人もいなかったため、
初めはその考えに大変抵抗がありましたが、
最近はあまりに痛々しい姿のドジを見ていて、私にも安楽死を選択することが自然に理解できました。

私は、言葉を介することもなく、真っ直ぐに愛情を返してくれるドジが、ある意味心の支えのようになっていて、
彼が食べている限りは、一人で歩いている限りは、まだその時期ではないのではと考え、様子を見ていましたが、

月曜日に、乾燥肉のおやつにガブリついた時、ノドの腫瘍にそれが引っかかって、窒息しかけ、
崩れるように倒れて痙攣を起こし、失禁して、ひどい声で鳴きました。

私があわてて抱きかかえると、幸いそれはノドを通っていったようで、何とかまた元に戻りましたが、
後ろ足がヘナヘナになってしまいました。
義母は、心配して様子を見に来ていました。

義母もジェームズも、私がドジをとても大事にしているのを知っていて、
その直後に、安楽死について切り出すことはしないで、そっとしておいてくれましたが、

義母は心臓が悪く、これ以上ストレスをかけることは彼女の身体に良くないのと、
この後、しばらくジェームズが不在になるので、ドジに何かあったら、義母も私も対処できないこともあり、
結局、獣医さんを呼んで、安楽死の注射を打ってもらうことに決めました。


来て下さった獣医さんは、とても思いやりのある、本当に良い方でした。
(それは、私たちの悲しみやつらさを大いに軽減してくれます。)

身体をチェックして下さり、ドジの身体にある腫瘍について説明してくれました。

一つ、彼の左前足に大きなコブがあり、それは骨の癌で、
「気が狂いそうになるほど痛いんだ。」と教えてくれました。

それから、私が「まだ食欲があるんですけど・・・」と言ったら、
先生は、「犬は、足腰が立たなくなっても食べているよ。(それは、まだ死期ではないという判断にはならないんだ。)」と言いました。

注射は2本。最初に眠りにつかせ、完全に無意識にさせる薬を打ち、次に致死薬を投与します。
「どちらの注射を打っても、目は開けたままだけど、薬は完全に効いているよ。」とも説明してくれました。

そして、言われた通りになりました。

最初に注射した時、ドジが頭を起こしたため、一旦薬を注入するのを止め、
(無理矢理注射すると、ドジが痛みを感じてしまうため)
先生はゆっくりと時間を取って、ドジが痛くないようにしてくれました。

注射している間、私の頭をよぎったのは、
(彼の死を引き延ばして、ひどい激痛を長い間与え続けていたのではないか。)という申し訳ない気持ちでした。
自分がそういう思いを抱くとは思っていませんでした。

癌ですから、激痛があるのは知っていたはずだったのですが、
やはり彼が生きて目の前にいる時と、病状を説明されヒドく痛むと聞いた時、身体を離れていくのを見守った時、
自分の思いが変わります。

傍にいてほしい一心で、自分の必要性のために目が曇り、事態が冷静に見えていなかったのだなあと思いました。
それでもやはり、かといって時期を早めることもできなかったような気がします。
いわば、今がその時だったのだという気がします。

今も、過去の面影を引き出して、悲しみに暮れようと思えば、そうなりますが、
現在に在ることが、何よりも大事だという教えを実践し、
過去に戻ろうとする自分から、今を意識する自分、いろいろな状態をよく観察しています。

もちろん、彼が恋しいですし、今も大好きです。
ジェームズも、義母も、「ドジが恋しい。」と言っています。

でも、二人が「彼は今頃、痛みから解放されて、軽くなったことを喜んで、駆け回っていることだろう。
私たちの彼に対する愛は、これからも増していくし、
彼の私たちに対する愛も、これからも増していくことだろう。」と言っているのを聞いて、
二人の強さを感じました。
                                                禮





 

Our Loving Friend, D-O-G
私たちの愛する友、D-O-G

Eighteen years ago, in Northern California, I met D-O-G.
18年前、北カリフォルニアで、私はディーオージーに会いました。


A long, lonely country road was the place, and Christmas was the time...
長い、ひっそりとした田舎道がその舞台で、それはちょうどクリスマスの時期でした・・・


I was walking with my daughter, and by the side of the road sat a young,
healthy dog, watching us.
私は娘と一緒に散歩していて、その道の脇に、健康な若い犬が、座って私たちを見ていたのです。


We said hello, and went on to my parent's home, walking over two miles.
私たちは「ハロー!」と声をかけ、私の両親の家に向かって、2マイル以上も歩いていたところでした。


When we arrived, my daughter looked behind us, and saw the dog had followed
us home.
私たちが両親の家に到着すると、私の娘は後ろを振り返って、その犬が家まで、私たちに付いてきているのを見ました。


I took him back to the remote house I'd found him at, and knocked on the door.
私は、最初に彼を見つけた地点の遠く離れた家まで、彼を連れて戻りました。
そして、そこの家のドアをノックしました。


An older, grouchy woman appeared.
年いった無愛想な女性が、中から出てきました。


"I brought your dog back. He followed me home..."
「あなたの犬を連れ戻しに来ました。彼は私を追って、うちまで来てしまったものですから・・・」


"That's not my dog," she grumbled. "Get him out of here."
「それは私の犬じゃないわよ。ここからその犬を連れ出してちょうだい!」彼女は不服そうに言いました。


I spent the next two hours taking him to all the nearby houses, but no one 
claimed him.
私はそれから2時間もの間、彼を連れて、その辺りのご近所さんすべての家を回りました。
しかし誰一人として、彼の飼い主だと名乗る人はいませんでした。


Finally, he wandered off by himself. I thought, "OK, he knows where home is..."
結局、そのうち彼は勝手にどこかへ行ってしまいました。
私は、(オッケー!彼は自分の家がどこか、わかっているんだろう・・・)と考えました。


He did!
そうです、彼はわかっていました!


The next morning, he was back at my parent's home. 
翌朝、彼は私の両親の家に戻っていました。


He said, "Hey! Where's breakfast?"
そして私たちに、「ねえ、朝ご飯はどこ?」と言いました。


My mother took him in, fed him, and named him D-O-G.
私の母は、彼を家の中へ入れ、エサをやり、そして彼を ”ディーオージー” と名付けました。


For the next 18 years, he loved my parents, bringing them much joy and happiness.
それから18年間、彼は私の両親を愛し、二人に多くの喜びと幸福をもたらしました。


Last year, Reiko and I came to live with my parents, and care for them.
去年、禮子と私は、私の両親と住むために引っ越してきて、彼らを世話しています。


They are both aged, and need help. My step-father has Alzheimer's, for example,
and has home hospice care.
二人とも高齢で、助けが必要です。私の継父はアルツハイマーを患っており、
例えば、現在、在宅ホスピスケアを利用しています。


D-O-G was still here, and very happy to be with us. Reiko and he got very close.
ディーオージーは、今だここにいて、私たちと一緒にいられるのが、とても幸せそうでした。
禮子とディーオージーは、すごく親しくなりました。


But time is not good to old dogs, and D-O-G got cancer. Soon, he was in pain.
でも、年老いた犬にとって、時の経つのはつらいことです。
ディーオージーは癌を患いました。すぐに、彼は痛みに苦しむようになりました。


He limped and suffered, but still loved us to the end.
彼は足が不自由になり、苦しみましたが、それでも、私たちのことは最後まで愛していました。


Today, Reiko, my mother and I all were with him as he passed into the light.
今日、禮子と私の母、私の三人で、彼が光の中へと旅立っていくのを見送りました。


I know now, that meeting him was part of our destiny as a family.
私は今、彼との出会いは、家族としての私たちの運命の一部であったとわかります。
彼は、そんなにも私の家族を愛し、私たちに深く影響を与えました。


Such blessings are very rare.
そのような祝福は、大変珍しいことです。


Farewell, dear friend, there will never be another like you!
さらば、親愛なる友よ。あなたのような犬は、二匹といないことでしょう!


James


| 贈り物/Blessings | 11:10 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
陽さん、コメントありがとうございました。

日本ではまだまだ、愛するペットが苦しみつづけても、安楽死はよくないという考えがあると思います。私自身がそう強く信じていました。

でもやはり、治癒の見込みもなく、自然死するまで激痛を味わわなければならないというのはどうだろうと、今回思いました。
実際ドジの状態が悪化するごとに、全身の毛がどんどん白くなっていきました。

陽さんは申し訳ないと思っていらっしゃいますが、
陽さんのビーグル犬は、陽さんに感謝していると思います。どうぞ、後悔しないで下さい。

どちらにしても、今は痛みから解放されていますから、
案外、天国で、ドジと陽さんの犬が一緒に遊んでいるかもしれませんね!
| 禮 | 2010/11/13 7:21 AM |
うちのビーグル犬は17歳で、乳がんでした。苦しみに吼えるようになり、獣医さんに相談しにいったところ、「ウチの中で飼っていて人間が眠れないか、外飼いで吼え声が近隣の迷惑になるかでないと安楽死はできない、人間の事情でするのです。」といわれました。「犬は自然が一番ですよ。」といわれ納得もし、そのまま帰って、その晩なくなりました。
いまでも痛みに吼えていた声が心に突き刺さります、つらい思い出です。とても後悔しています。なんとかしてくれる獣医さんを探すべきでした。犬でも家族そのものです。

どじくんしあわせそうな――生前もかわいがっていただきましたという顔をしていますね。うつくしいなあとおもいました。なみだが出てしまいました。

| 陽 | 2010/11/12 2:19 PM |
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