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ミラクル・ドッグ(ドジ)の教えてくれたこと
ちょっとしたことから、アメリカという国で、違う価値観の人たちと生きることを投げ出したくなります。
そうすると私の場合、『結婚』という決断をしたことが間違っていたのだ、というところまで、
戻って行ってしまいます。

この日私は、すでに何回も繰り返しているこの疑問へ再び戻ってしまい、自分の怒りを止められませんでした。
ジェームズに、「少し外の空気を吸って、気分転換してきなさい。」と言われ、
家の中にいるのも嫌だったので、そうしようと思いましたが、
一人では行きたくなかったので、(アメリカでは道を歩くことすら、安心できない感があります。)
私の唯一の友達である、我が家の老犬ドジを連れて行くことにしました。

彼は、何も知らずに付いてきてくれました。

私はなかなか気持ちを切り替えられず、彼がそんなに健康ではないとわかっていながら、
どんどん進んで行き、挙げ句の果てに、選んだ道が行き止まりだったため、
今来た道を引き返すはめになりました。

そうして、我が家にたどり着く頃には、彼の容態が怪しくなってしまったのです。

彼は激しく全身で呼吸し、ヨダレをだらだらと垂らし、水も飲めない状態になっていました。
私は、義母が彼を心の支えにしているので、ひどいことをしてしまったと思って、
余計に心配になりました。

30分ほどするとジェームズが来て、ドジの様子を見て、
水を浴びせて体温を下げようと言うので、ホースで水をかけました。
すると、少し落ち着いたようで、庭のお気に入りの場所へ座りに行くようになりました。

私は少しホッとして、二人で食料品を買いに出掛けました。

何時間か経ち、家に戻ると、義母が泣いた目をして、私を手招きしました。
そこには、タオルの上にドジが横たわっており、
「あなたたちが出掛けた後、ドジの様子がおかしいの。立つこともできないし、ひどい声で鳴くの。
ドジは、もう死ぬんだと思う。」と言いました。

私たちは驚いて、「さっきは、そんな風でもなかったけど?」と言っているうちに、
ドジが頭を上げました。
すると、一瞬頭を上げた後、まったく支えていられず、思い切り床に頭を打つような勢いで倒れ込み、
全身が硬直して、目は上の方へ行ってしまい、ひどく悲しげな不吉な長い叫び声をあげるのでした。


私は、彼の頭の方にいて、彼の身体を支えながら、
彼の魂が、身体から離れていくような感じがして、
「死んでいってる!!」と言いました。

完全に呼吸が止まり、
実質、仮死状態になり、

・・・・しばらくすると、また身体が呼吸を始めました。

この後、夜まで付き添っていましたが、
彼は、この死のプロセスを何回も繰り返しました。

私は、自分のせいで彼をこんな目に遭わせてしまったこと、
彼を失うこと、それから、皆が彼の死を悲しむことを考えると、気がおかしくなりそうでした。

何もかもが急変してしまい、あんなに愛していた存在が、もういなくなってしまうのだということに、
とても耐えられませんでした。
打ちのめされて、どんなに謝っても彼は死んでしまうのだと思うと、涙が止まりませんでした。
何回も何回も、彼の顔をなでて謝りました。それから、彼が今までしてくれたことに感謝しました。


夜が更けて、私たちは話し合い、彼を庭へ一人にすることにしました。
動物が死を迎える時、彼らは、自然の中で一人っきりになります。

もし、彼が翌朝も生きていて、同様に苦しんでいるのなら、獣医を呼んで、
苦しまなくてすむよう、安楽死の注射を打ってもらおうということになりました。

そうして、義母が寝室へ向かうため、去って行った時、
今まで頭を持ち上げられなかったのに、彼は持ち上げていられるようになりました。
そして、立ち上がろうとしていました。
そっと見守っていたら、立ち上がり、自分で庭へ出て行ったのです!

毎日の日課でしている通りに、庭に出て、おしっこをしました。
私たちはビックリし、喜んでいたら、やはり彼は、頭からひっくり返りました。

それで、庭で心地よくいられるように寝床を作り、水をそばに置いて、電気を消しました。

しばらくすると、水を入れた皿をドジがはじいた音がしたので、見に行ってみると、
彼の姿は寝床から消えていました。庭のどこかで、静かに死を迎えようとしているのです。

私は、その晩、彼がいなくなることを想像し、痛みと涙の中で浅い眠りを取りました。


翌朝・・・・

ジェームズが一番に庭へ出てみると、彼はどこかから出てきて、ジェームズへ向かって歩いてきたのです!!!
奇跡にも、あれだけ死に近いところにいながら、生還しました。
すごく弱っていましたが、でも峠は越したのだとわかりました。

もう18年近く生きていて、人間にしたら、100歳近いぐらいの犬です。
本当に奇跡でした。
ゆっくりと体調を回復して、今に至っています。





 








 (ゆっくりと回復に向かう
 奇跡の老犬、ドジ)




私は、以前にも、病気や何か大事があるたびに
自覚したことですが、
 
今触れているこの命も、
パートナーも、義母も、
 
何もかもが永遠にここに在るのではないのだと、
再度自覚しました。

「今・この時」

しか、確かなものはないのだ、
と改めて思うようになりました。

一瞬一瞬を精一杯大事にし、
目一杯愛を注ぎ、
感謝とともに、
後悔のない人生を生きたいと思います。
                                           禮

JUGEMテーマ:老犬♪

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