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The X Factor 10:決勝戦!5ミリオン・ソング
Xファクターの記事が立て続きまして、本当に恐縮です・・汗。
何人かのパフォーマンスに強烈に魅かれ、ここまでレポートしてきましたので、
やはり決勝戦をレポートしないわけにはいきません。
あと少しだけ、お付き合いいただけたらと思います。

決勝戦では一人2曲歌ったのですが、最初の1曲目は、大物歌手とのデュエットでした。
2曲目は ”5ミリオンソング” ということで、ソロで歌う最後の勝負曲です。

クリス、ジョシュ、そしてメラニーと全部ご紹介しようと思いますが、
今回は、一人一人のフィルムが長いので、訳は省略させていただきます。ご了承下さい。






私の個人的な見解なんですが、
メラニーは、初めてのオーディションでこの歌を歌った時の方が、明らかにいいと思いました。
たぶん、本人も歌い終わった時に満足していなかったんじゃないかと思います。(ちょっと態度が悪かったですね。)

それから、彼女はとても信仰深い人で、所属しているキリスト教会と非常に強い絆があり、
(このフィルムの中には、それぞれの歌の後に、各挑戦者たちの出身地からの応援中継があるのですが、
メラニーの教会からの中継は、本当にすごい狂乱ぶりでした。)
彼女の発言には強いキリスト教色があり、パフォーマンスで感極まると、それが強く出てきます。
(たまに、人の話しを聞いていないような感じになる時、独り言を言っているような時、
彼女は、自分の信仰している神に対して話しかけていると思われます。)

そのため、我が家では彼女に対して「オリジナリティーがないので、アーティストという風には見えない。」と映りました。

「スピリチュアルであること」は、宗教団体に所属しなくても当然可能です。
逆に、スピリチュアリティーが人間のエゴに取り込まれ、宗教という組織団体の形をとると、大変やっかいなことになります。

これは全く勝手な意見ではありますが、
メラニーには、先天的に美しい声を持ち合わせたというだけでなく、
内面的にも(宗教という枠を超えて)深さと豊かさを持った歌手になってもらいたいです。

そして、この翌日、肝心な結果発表。
(このフィルムの前に3位が発表されたのですが、それはクリスでした。残念・・・)

これが最後のシーンです。最後にはトップ12に入ったすべての挑戦者たちが舞台に上がって、
審査員たちも、みんなお祭り気分。
あ〜〜〜、みなさま、お疲れさまでした〜〜〜!!



                                             禮

JUGEMテーマ:No Music, No Life

| 音楽/Music | 15:05 | comments(4) | trackbacks(0) |
The X Factor 9:決勝へ向けてのクリスのパフォーマンス
いよいよ準決勝まで勝ち抜いた4名となりました。
7ヶ月前に依存症を克服する施設から出てきたばかりのクリスは、無事に勝ち抜いています!!

これまでのクリスのストーリーは、こちら↓↓
The X Factor 6: 依存症を超えて(その1)

The X Factor 7: 依存症を超えて(その2)


クリス:7ヶ月前、俺はどうやってしらふで居続けられるか、潔白で居続けられるかを学んでいたところだった。
(クリスの息子の笑い声)
そして今日、俺はここ、5ミリオン(約4億円)に手が届く3人手前にいる。
俺は、自分がここまでやって来れるとは、微塵にも想像してなかったよ。

クロード(ヴォーカルコーチ):あなたは本当に人々の心の琴線に触れている。そして、それが音楽というものなんだ。

サイモン:私がクリスに好感を抱くのは、彼が妥協していないことだ。彼は彼自身のままなんだ。
でも今週、彼は本当に抜きん出なければならないだろう。

LAリード(クリスのプロデューサー):彼は本当に注目に値するミュージシャンで、私たちはまだそれを見せてはいない。今、私たちは全力の限りを尽くすだろう。

クリス:今週、俺はピアノを演奏します。

LAリード:自分のものにするんだ。わかってるね?これは準決勝なんだ。あなたの瞬間だ。ただ、ものにするんだ。

クリス:俺は今まで観衆の前でピアノのライブ演奏したことはないし、同時に歌ったこともない。
俺は、親父が教えてくれたいくつかのレッスンを用いるつもりです。
なぜなら、俺の親父はミュージシャンだったから。

俺が小さかった頃、親父がピアノを弾くと、俺は長イスのすぐ隣りに座ったもんだった。
俺は親父のすることを見て触発され、それがどんなに彼にとってかけがえのないことか見てたんだ。

俺は、自分がある日、親父と同じことをするかもしれないとは思ってもみなかった。でも、そう、俺はここにいる・・・。

俺が自分の依存症と奮闘していた時、親父は、俺を何度も助けようと試みていた。
彼は俺に「これがお前のたった一つの人生だ。お前はそれとともに、いいことをするようにならなければいけないよ。」と伝えるためにそこにいたんだ。

4年前、親父はがんを患った。家族で、病院にいる彼に会いに行った。
俺らは全員、一人一人部屋に入っていって、親父の耳元でささやいた。

俺は彼に言ったんだ。
「今までずっーと悪い息子ですまなかった。
俺はあなたが誇りに思えるような人間になるよ。」

そして、彼は逝ってしまった。

(クリス、涙にむせぶ)

俺はただ親父が恋しいんだ。ただ恋しい。
俺は彼に、自慢の息子を持ったと思ってもらえるようになりたい。でも俺はまだ果たしてない。

これが俺のチャンスなんだ。



"No One" By Alicia Keys
"誰も” アリシア・キーズ

I just want you close
ただあなたにそばにいて欲しい
Where you can stay forever
永遠にあなたがいることができる場所で。
You can be sure
あなたは確信できる
That it will only get better
これが良くなるばかりだと。

You and me together
あなたと俺は一緒
Through the days and nights
昼も夜もずっと
I don't worry 'cause
俺は心配しない、なぜなら
Everything's going to be alright
すべては上手くいくのだから。


People keep talking they can say what they like
人々は好きなこと、言えることを話し続けている。
 I don't worry 'cause everything's going to be alright
 は心配しない。なぜなら、すべては上手くいくだろうから。

No one, no one, no one
誰も、誰も、誰も、
Can get in the way of what I'm feeling
俺が感じていることを邪魔することはできない
No one, no one, no one
誰も、誰も、誰も、
Can get in the way of what I feel for you
あなたのために俺が感じることを邪魔することはできない

*以下、繰り返し

(聴衆から大歓声で「クリス・リネ!」のコールが続く。)

ニコール:クリス、私はあなたとともに、本当であり続けなければいけないと思うの。いい?私はサイモンが前に行ったことに同意しなくてはいけないわ。
あなたはこのコンテストで最高のボーカリストではないし、アリシア・キーズの歌を採用したわね。でもそれはこのコンテストに関することではないわ。

私がここに座って、あなたを見て、みんなが「クリス・リネ!」と連呼したがるクリス・リネというのは一体なんなんだろうと思った時、言えるのは、それはあなたのスピリット。あなたのスピリットは宇宙を超えていくのよ。

なぜならあなたが信じ、私が信じ、そして私たちがあなたを信じています。
私はあなたがそこ(ステージ)に上がるのを愛しています。あなたは本当に透明ね。あなたはもろくて、透明で、あなたはただあなたでいて、そして誰か他の人になろうとなんてしていない。ありがとう。

ポーラ:クリス、素朴で簡単なこと。私はあなたを愛してます。私はあなたに関するすべてを愛しています。私はあなたを抱擁します。

知ってる?あなたの自信とあなたの変容は、畏敬の念を起こさせるわ。
このパフォーマンスは、あなたを決勝戦に進ませるのに十分値するものです。親愛なる人よ。私は本当に信じます。

イモン:クリス、覚えてるかい、私は初めの曲の後(注:この日は2曲歌いました。)、あなたは人より抜きん出たパフォーマンスを披露しなければならないと言ったね。
たった今、あなたはそれをやり遂げたね。一流だ。

それから、ちょっと言わせてくれ、クリス。たった今私がみたあのフィルムだが、
そう、あなたのお父さんは非常に誇りに思っていることだろう。
ただそれだけではなく、あなたがどのように物事をひっくり返したかということをね。

あなたは心を持っている、クリス。あなたは本当に心を持っている。
そしてあなたは、このやり方でもたらされるもの、すべてに値するよ。

あなたはこのコンテストでは『ダークホース』(大穴)かもしれない。幸運を祈るよ。

クリス:ありがとう。サイモン。

LAリード:私はあなたを本当に誇りに思うよ。
あのね、クリス、人気スターの地位というのは、決して歌うことではないんだ。
人気スターの地位というのは、人々が愛さずにはいられないこと。
そしてわかっているね。あなたはそれ(愛されやすさ)を持っているんだ。そうだろう??(聴衆に向かって)

聴衆:その通り!!(大喝采と大歓声でさらに盛り上がる。)

LAリード:私たちが必要なのは、投票だけだ。

クリス:ありがとう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

歌う前のフィルムの中で、
クリスがお父さんに辛い思いばかりさせ、最期を見送ったことを告白しているシーンで、
彼が涙しているのを見ているだけでも、本当にもらい泣きしてしまいますが、

ステージ上で、サイモンに「お父さんは、あなたをとても誇りに思っているだろう。」
「あなたには、心がある。」と言われて、
思わず目頭を押さえ、ウルウルしているクリスを見ると、
もう本当にこちらまで泣けてきます。

クリスがいつでも、どこでも、誰にでも、自分の弱さをさらけ出すことができる強さの秘訣は、
本来の彼の持ち味として、彼はとても繊細で優しい性質であると同時に、
どん底の状態で、カウンセラーとともに、
セラピー中にありのままの自分をさらけ出し、自分自身を非難せず、完全に受容したというプロセスがあったからだと思います。

もう仮面を被っている必要はないのだと気がつけば、人はありのままでいて、それがとても気持ちがいいものだと気がつきます。
そして、彼の正直さのレベルの深さ、受容の深さが、周りの人にも伝わるのです。

みんなのクリスに対する愛はどんどん強くなっていきます。
決勝戦が楽しみです。クリス、優勝するかなあ〜〜〜???

                                      禮

JUGEMテーマ:男性アーティスト

| 音楽/Music | 06:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
The X Factor 8:激動!感情の波に飲まれた週
コンテストの挑戦者たちは、どんどん振り落とされて、ついに上位5人となりました。
これを勝ち抜くと準決勝へ進出となるだけに、パフォーマンスもだんだん殺気を帯びるほど洗練されて来ます。

そして、誰が落選するのかにも自然と注目が集まり、プレッシャーが高まっています。
この週、とうとうレイチェルが投票順位で最下位の2名の中に入ってしまいました。

毎回、最下位になった2名には『サバイバル』のために、改めて歌う機会が与えられます。
それを聞いた後、4人の審査員がそれぞれ、どちらを選ぶか告げ、3〜4票得た方が勝ち抜き、
票が割れた場合(デッドロック)は、アメリカ全土からの投票結果が、最終的な結果として有効になります。

レイチェルは、まだ弱冠13才なのに、とても古い魂なのだと思います。
年のわりにとても渋い曲を選曲するのですが、それを豊かな感情表現とともに見事に歌います。
彼女のオーディションの時の映像はこちらにあります!彼女の成長ぶりがわかって、面白いです。
(The X Factor 1:人の中に秘められた力)

彼女は、現在のご両親に養子縁組で出会い、親子となったという生い立ちがあります。
彼女の実の親はドラッグ中毒で、子どもを育てるような状態ではなく、
その親、周りの友人たち、すべてがドラッグに浸っているような環境に生まれて来たため、
レイチェル自身も、生まれてからドラッグ中毒だったのです。

現在のご両親にもらわれて、ドラッグを身体から抜くところからスタートし、
今は身体も健康になり、このご両親の深い愛情に包まれて育っています。

彼女は歌うことが大好きで、いつでもどこでも歌っているそうです。
今回、このコンテストに登場して以来、ステージで歌を披露するという大舞台に立つことになりましたが、
まだ13才だというのに、本当に堂々の歌いっぷりで、器の大きさを感じさせます。

彼女は「自分が歌うことで、すべての子どもたちへのインスピレーションとなるよう願っている。」と言っています。

これまで、毎週やってくる本番のために、歌のトレーニングや様々なスケジュールをこなしながら、
まだまだ就学児童ということで、日に3時間、学校の課題をこなさなければならないという、
大変ハードな毎日を過ごし、
優勝することを夢見て、自分のすべてをかけて戦ってきたのだと思いますが、
最下位となり、自分がもうこのコンテストに残れないかもしれないというプレッシャーは、
13才の女の子には、キツすぎるのだと思います。

このサバイバル・パフォーマンスで、彼女は渾身込めて歌い上げます。
感極まりながらも、見事に歌い上げ、終わった後も感情に包まれている彼女のパフォーマンスをご覧下さい。



"I'd Rather Go Blind" By Etta James
「私はむしろ盲目になりたい」/エタ・ジェームズ

Something told me it was over
何かが私に「それは終わった」と告げたの
When I saw you and her talkin'
私が、あなたと彼女が話しているのを見た時に。
Something deep down in my soul said, 'Cry, girl'
私の魂の中の深いところから、何かが「お泣きなさい。」と言ったのよ
When I saw you and that girl walkin' around
私が、あなたとその娘が散歩しているのを見た時に。

Now, I would rather, I would rather go blind, boy
ああ、私はむしろ、むしろ盲目になりたいわ
Then to see you walk away from me, child, no
私から歩き去っていこうとするあなたを見るよりはね。

Now, I was just, I was just, I was just
ああ、私はただ、ただ、ただ、ここに座って考えていたの
Sittin here thinkin', of your kiss and your warm embrace, yeah
あなたのキス、そしてあなたの暖かい抱擁を。

Baby, baby, baby, I'd rather be blind, boy
ああ、私はむしろ盲目になりたい。
Then to see you walk away, walk away from me, yeah
私から歩き去る、歩き去るあなたを見るくらいなら。
Baby, baby, baby, baby, I'd rather, 
I'd rather, I'd rather be blind...
ああ、あなた。私はむしろ、むしろ盲目になってしまいたい・・・

さて、この後、審査員の投票に入りました。
マーカス(右側の男性)は、ここまで3週連続で、最下位に入っています。
しかし審査員たちの投票結果で、ギリギリ救われて、ここまで生き延びて来ました。

この前の週に、マーカスと一緒に最下位に入ってしまった子がいて(彼女にとっては、初めての最下位でした。)、
弱冠14才、可愛くて、将来が大変有望視されていたのに、意外なことに選ばれず、
その決定打となった審査員ポーラが、大変ひんしゅくを買ったという経緯があります。
緊張は、前の週から引き続いていたのです。

マーカスのプロデューサーであるLAリードは、マーカスを選びます。
そして、レイチェルのプロデューサーであるサイモンは、もちろんレイチェルを選びます。
・・・というわけで、残る二人の女性審査員のジャッジが、今週の結果の決め手となるわけですが・・・

 


           
司会者に促されたレイチェルのコメント
私はあなた方をとても愛しています。すべての人をです。
私に投票して下さった皆さん、そして投票しなかった人も、どうもありがとうございました。

私にこの機会を与えて下さって、どうもありがとうございました。なぜなら、あなたがいなかったら、今頃、私は何の価値もなかったことでしょう。
私は、これが私の終末でないことを願っています。わかりますか?
私はわかっています。これが終わりではないと。
私はさらに先へ進みます。約束します。皆さん、愛しています。

家族のみんなへ。
あなたは驚くべき人です。あなたは、私のためにあまりに多くの犠牲を払ってくれました。
愛しています。

サイモンのコメント
この若い少女に投票してくれた多くの皆様に感謝いたします。
私は今日の彼女のパフォーマンスは、彼女がやれる最高のレベルへ達したと信じています。
私はあなたに出会った最初の時に、
「これから私たちは、この二つの言葉”レイチェル・クロウ”について、たくさん聞くことになるだろう。」と言いましたが、
それが実現するであろうと約束します。

ニコールが審査員としての責任を取らずに(レイチェルを選ばずに)、デッドロックへ持ち込んだのは、本当にショックでした。
誰の目から見ても、どちらが心の底から歌っていたかは明白でした。
この後アメリカ全土から、レイチェルを落選させる原因となった彼女に非難が集中しました。

そしてレイチェルはといえば、この後も控え室で泣いているニコールを慰めています。
しかし、審査員が傷つくことなど、本来あり得ないのです。ジャッジすることが仕事ですから。
親に虐待された子どもは、よくその親をかばうことがありますが、まさに今回はそれを見ているようで、
レイチェルのことを思うと、とても辛かったです。

今でもニコールは、なぜレイチェルを選べなかったのか、きちんと説明していません。
(彼女は他の挑戦者:ジョシュをプロデュースしているので、彼に優勝させたくて、レイチェルを選べなかったのではないかと思います。)

レイチェルがあのパフォーマンスを見せた後に、もし勝ち抜いていたら、
優勝も夢ではなかったと本当に思います。私は今でも、彼女をステージで見れないのが淋しいです。

トラウマにもなりかねないような、この激しい体験を通り抜けて、
レイチェルが、これから歌の世界で大きく羽ばたいていくのを期待したいと思います。
番組を見ているみんなが揺さぶられた、激動の週でした。

                                禮

JUGEMテーマ:女性アーティスト

| 音楽/Music | 10:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
The X Factor 7:依存症を越えて(その2)
クリスは無事勝ち抜いてきて、現在6回目のライブショーをこなしたところです。
彼は心底正直な人なので、自作の曲しか歌えないのです。
すでに世に出ている歌手の曲を歌うと、彼の良さが褪せてしまいます。

でもアメリカでは、依存症を克服していく彼の存在と魅力が絶対的に大きく、
そして、彼の作ったオリジナルソングはとても愛されていて、無事に勝ち抜いています。

クリスが審査員たちの前に初登場した時のストーリーは、この記事の一つ前にあります!
(The X Factor 6:依存症を越えて;その1)
先週はサンクスギビングという大きな祝日があったため、
この週のテーマは、"Giving thanks"(感謝を伝えること。)でした。

挑戦者の一人一人が、誰に対して感謝を伝えたいのか、
その人に向けてどういう曲を捧げたいのか、がテーマになっています。

クリスは、ドラッグ中毒を克服するのを支えてくれたカウンセラー:ティムを選びました。


クリス:俺は今のところ、7ヶ月間、潔白でしらふです。今週、俺はティムに感謝を捧げます。彼は、社会復帰のための施設のカウンセラーで、俺の人生を救うのを手伝ってくれました。

俺は、そこにいた時のことを思い出します。ある時は、それは本当に大変だった。


ティム:クリスが施設に到着した時、まるで抜け殻のようでした。精神的にも、肉体的にも、どちらの意味でも、彼は壊れていました。そして、それが覚せい剤のもたらす結果なのです。


クリスの母(ジョニ):親が持つことが可能な最もひどい悪夢とは、自分の子どもが間違った道へ転落するのを見ても、どうしたらいいのかわからず絶望すること、でしょう。


クリスの兄弟(マイク&ガブリエル):依存症に関して本当に打ちのめされるのは、愛している人はまだ生きているのに、ある意味、死に始めることです。


クリス:数カ月前、俺はラリっていたのに車を運転していて、とんでもない交通事故に巻き込まれ、俺の車は木に巻き付くようにメチャクチャになった。俺は車から放り出された。俺はほとんど死にかけたんだ。病院からまっすぐにタクシーに乗って、依存症の治療施設へ向かった。そこでティムに会ったんだ。


ティム:クリスは、身体を浄化し、完全に足を洗う準備ができてました。彼はこの先どういうことが待っているのかは知らなかったけれど、心の準備はできていたのです。治療と社会復帰は簡単なことではありません。でも、彼は自分のすべてをそこへ注ぎました。


クリス:俺は自分を見つめ、そして自分の家族に何をしたのかを見つめなければならなかった。俺は想像もできないほど彼らを傷つけたんだ。


ティム:彼が癒し始めるなり、私たちは驚かされました。なぜなら、本来の彼が現れ始めたからです。彼は歌を歌い始め、ジョークを飛ばし、笑うようになりました。それは素晴らしいことでした。彼は希望を持ったのです。


LAリード:このショー全体で、最も感謝している挑戦者がいるとしたら、それはクリス・レネだと私は言います。


クリス:ティムは、俺が被っていた仮面を見通しました。彼は、どうしたらより良い人であれるのか教えてくれたんです。


ティム:私はつねにクリスのためにいるつもりです。彼は本当にいい子です。彼を愛さないなんて難しいでしょう。


クリスの母(ジョニ):ティム、心の底から感謝しています。ありがとう。


クリス:俺は人生の最もどん底にいて、ティムはそれを通して俺を助けてくれた。俺に、持ちこたえる強さ、強くあり続けるための強さを与えてくれたんだ。ティムは、俺が、今の俺を形成するのを手伝ってくれたのさ。


ニコール:クリス、あなたが作った音楽がどんなにパワフルなことか!ほら、見て!どんなにパワフルか!私にとって、あなたはこんな実例となって、このコンテストでそれは素晴らしい祝福だと信じています。あなたがここにいることを、とても有り難いと思います。


クリス:ニコール、ありがとう。


ポーラ:クリス、私たち全員が、あなたがここにいることをとても感謝しています。私が一こと言いたいのは、私たちが最初にあなたに惚れた地点に戻ってきたのを聴くのは、とても気分がいいということ。とても心が温まるわ。そして私は、あなたの献身に本当にありがとうと伝えたいの。ティム、ありがとう。スポンサーの皆さん、そして多くの人生を救い未来を永久に変えているカウンセラーの皆さん、どうもありがとう。あなたに祝福がありますように。彼らに祝福がありますように。あなたを愛しています。今夜、あなたは驚くような仕事をしたのよ。本当に素晴らしい。


クリス:ありがとう。ポーラ。あなたに祝福がありますように。俺もあなたを愛しているよ。


サイモン:クリス、私は正直であろうと思う。最初の歌は、上手くいっていたとは思わない・・・(会場からブーイング)

で、それからラッキーなことに、あなたは2曲目に移った。そう、あなたは、最初の時になぜ私たちがあなたのことをそんなに好きになったのか、みんなに思い出させたんだ。

そしてクリス、聞いてくれ。私が思うに多くの人は、自分に何が起こったのかを認めるだけの度胸も持ち合わせていない。あなたは『人生はひっくり返すことができる』と言うことを、あなたと同じ立場にいる何千人もの人々へ心意気とともに示し、勇気づけ、彼らを助けたかもしれないんだ。

そして私は、今夜アメリカがあなたを支持するよう期待しているよ。あなたをこのコンテストに参加させ続けるようにね。本当にそう思う。


クリス:ありがとう。


LAリード:クリス、あなたは腕に、ある言葉を彫っているだろう?『信じる』という入れ墨を。そう、わかるかい?私はあなたを信じているよ。

                                             

JUGEMテーマ:男性アーティスト

| 音楽/Music | 04:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
The X Factor 6:依存症を越えて(その1)
今回ご紹介する挑戦者は、偉大なるチャレンジャー、クリス・レネ (28才) です!
ゴミ運搬業で働く彼には、2歳半になる息子がいます。
彼は、アルコールやドラッグ中毒の人が社会復帰の治療を受ける施設から出て来たばかりです。

<ステージ上での、クリスによる自己紹介>

成長する過程で、俺の家族との生活は本当に良かった。これよりも良い両親、兄弟、姉妹を持ちたいと願うことはできないだろう。

俺が12か13歳の時、俺はマリファナを吸い始めた。
15になった時、俺はビールを飲み始めた。そして、それはコカインとなり、覚せい剤へと進んでいったんだ。

俺は『麻薬中毒』と呼ばれる病気を持っているんだ。
恥と罪悪感が、俺を捉えた。それは完全に俺を破壊した。

自分が自分と取り組まないでいる間にも、何もしないでいる間にも、
そこにはいつもチャンスがあり、そして、いつも選択があるんだ。

俺は息子に、俺がステージで歌っているところを見せたい。
なぜなら、人生は一時も無駄にできないほど、かけがえないものだから。

ーーーーーーーーーーーーーー
LAリード:今までのところ、どのぐらい潔白なんだい?
クリス:70日間。(客席が喝采する。)
LAリード&ニコール:いいね!
ポーラ:今日は私たちに何を歌ってくれるのかしら?
クリス:『ヤング・ホーミー(幼なじみ)』というオリジナルソングを歌います。
ポーラ:ヤング・ホーミー。
クリス:そう。
ポーラ:あなたが詞を書いたの?
クリス:ああ、そうだよ。曲も自分でつくったんだ。
ポーラ:頑張って。
クリス:ありがとう。



Open up my mind with these spoken words,

話された言葉とともに思考を解放しよう


Let this music heal like an overture,

序曲のように、この音楽に癒させよう


She’s the only one, one, one, yeah,

彼女は唯一人の人さ、そうさ、そうさ、


And so I roll with her, ooh,

だから俺は彼女と車に乗る、ウー


That’s how it’s supposed to be,

それが、そうあるべきことなんだ


Living life with loved ones close to me,

俺の側にいる愛する人とともに人生を生きること


Shh, ahh, this is the remedy,

シー・・・これが治療法さ


And I got the recipe, I don’t need no Hennessy,

俺は処方箋を手に入れた。俺はヘネシーは要らない


Yeah, it’s been two months now,

そうさ、今で2ヶ月経ったよ


Haven’t had a drink and I’m starting to see clear now,

あれから一切飲んでないし、今、俺は明白に見始めている


I’m putting all my fears down,

俺は自分の涙を全部流し切ったよ


I can hear the cheers now,

今、俺には声援を聞くことができる


Seeing peace signs when I look around,

周りを見回した時、ピースサインを見る


Hey, young homie what you trippin’ on

おい、幼なじみよ、何に酔ってるんだい?


Looking at life, like how did I get it wrong,

どんな風に俺が道を踏み外したのかを見てみるようなつもりで、人生を見ること


Life’s too short, gotta live it long,

人生は短すぎる。長く生きなきゃ


To my brothers and sisters when will we get along,

俺の兄弟姉妹たちへ、俺たちはいつになったら平和でいられるんだい?


*以下くりかえし

Hey, big homie what you trippin’ on,

What you really tripping on,

Life’s too short, gotta live it long,

To my brothers and sisters when will we get along


Give peace to the war in the streets,

路上の争いに平和を与えてくれ


Give peace to the evil that creeps, yeah,

そうさ、ぞっとさせる邪悪に平和を与えてくれ


I just ride, put my hand to the sky,

俺はたった今車に乗りこんで、空に向けて拳を上げる


Live life like I’m never gonna die,

自分が決して死なないようなふりして、人生を生きるんだ


See we be fighting and fussing over nothing,

何の益もないことにやっきになって、戦ったり、騒いでいるのを見てごらん


So much destruction, looking upwards,

あまりに多くの破壊、上を見上げること


Combusting like nothing, now listen,

無用に燃焼している。さあ、聴くんだ


It takes education, to change your reputation,

あなたの噂を変えるためには、教育を必要とする


From bad to good, you're even better now you’re elevating,

悪から良へ、今、あなたはさらにより良くなっている。高みへ向かっているんだ


They be singing, family's hanging, everybody's chillin'

彼らは歌っている。家族は団結している。みんなリラックスしている


Not gonna stop this, living on the feeling,

喜びから栄養を得ること、これを止めたりしないよ


Man this is the real thing, tell me can you feel me,

ねえ、これはリアルなことなんだ。俺を感じることができるか言ってくれ!


Wait until they drop this, dancing on the ceiling,

彼らがこれを二度としないようになるまで待て。天井の上で踊ろうぜ


*以下くりかえし

Hey, young homie what you trippin’ on

Looking at life, like how did I get it wrong,

Hm, what you trippin’ on?

Life’s too short, gotta live it long,

To my brothers and sisters when will we get along,

Hey, big homie what you trippin’ on,

What you really tripping on,

Life’s too short, gotta live it long,

To my brothers and sisters when will we get along

Hey, young homie what you trippin’ on

Looking at life, like how did I get it wrong

What you really trippin’ on,

Life’s too short, gotta live it long,

To my brothers and sisters when will we get along


They never thought I'd make it this far,

やつらは、俺がこれほど、これを成し遂げるとは思ってもみなかったよ


Look, now here we are,

見ろ、今、俺たちはここにいる


See, I never thought I'd take it this far.

見てくれよ、俺は、自分がこんなところまでやってこれるとは、思ってもみなかったよ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

<審査員のコメント>

ニコール:ワーオ!なんて言っているの?「幼なじみよ、何に陶酔しているんだい?」かしら?


クリス:そう。


ニコール:ああ、私はあなたに陶酔しているわ。真剣に!あなたにどれだけの才能があるか、私には説明し切れないぐらいよ!

もし私が「エックス・ファクターって何ですか?」と聞かれたなら、「それは口では説明できないもの。」と答えるわ。だから、あなたはエックス・ファクターをしとめたのよ!


ポーラ:あなたは眩しい光ね。私たち全員を輝かせたわ。あなたはあまりに才能があるので、言葉では言い切れないわ。それが私に言えるすべてよ。


クリス:ありがとう。


LAリード:知ってるかい?私はジェイ・Zからカニエ・ウェストまで、ヒップホップで最も偉大なアーティストたちと仕事して来た。そして、その私のアーティストたち全員が、今日、あなたは真実だ、君のことを誇りに思うと私に言うだろう。


クリス:ありがとう。


サイモン:あー・・この世で私の最も好きな瞬間は、私がこのイスに座り、スターに出会う、その最初の瞬間だ。あなたには何かがある。私が気に入っている事実とは、たぶんあなたにはショーが必要で、私たちはたぶん、あなたが必要だということ。


ポーラ:投票に移りましょう!クリス、私はイエスよ!(大きなジェスチャーとともに)


LAリード:クリス、私はあなたにイエスをあげようと思う。でもあなたは、これからもトラブルに巻き込まれること無く、しらふで居続けなければいけないよ!

私が電話する時には、私はあなたへ電話するのであって、妹や兄弟と話したいのではない。

あなたが受話器を取って、私にあなたの声を聞かせなさい。そして、あなたがしっかりしていることを私に知らせること。それが条件だ。


クリス:そうするよ。いつもね。俺は常にここにいるよ!


LAリード:よし!


クリス:ここだよ。


サイモン:クリス、私たちは条件を出したよ。いいかい?

私たちがもし、あなたとあなたの息子のために合格させたら、あなたは正しい道に留まり続ける。そうだろ?


クリス:ああ、ああ。


サイモン:それが私たちの取引だ。この約束を破ることは許されないよ。わかった?


クリス:うん、わかった。サイモン。


<最後のクリスのコメント>


俺の人生の中に最高の日が3回ある。


一回目は、俺の息子が生まれた日。

二回目は、自分が潔白になって、アルコールやドラッグから完全に足を洗った日。

三回目は、たった今、起こったんだ。たった今。

                                             禮


JUGEMテーマ:男性アーティスト

| 音楽/Music | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
The X Factor 5:メラニーの世界
ミーハーなアメリカのテレビ番組の話題が続きますが
一人一人の挑戦者の真剣さに、毎回打たれてしまいます。

挑戦者メラニーは、私はもう初めから、その声の美しさにぞっこんなんですが、
審査員の家で、担当プロデューサー:サイモンに、落選を言い渡されました。
(まあ、ありきたりの番組演出ですが。)

本人は、もうがっかりしてフロリダの家に帰り、日常生活を送っていたところ、
サイモンが「自分は大きな過ちを犯した。」と言って謝り、彼女を再度このコンテストに戻したわけです。

メラニーは、生まれつき声量があって、その美しい声は天才的にコントロールされています。
しかし、いわゆるビッグスターとしての美貌や容姿も持ち合わせないと、このコンテストでも完全に安全とは言えず、
今、アメリカの大衆の投票数で生き残りが決まっていく以上、いつまた落とされてしまうかわかりません。

下のビデオの上段、初めてのステージでのライブショーでは、
審査員が自分のカテゴリーの挑戦者の中から、誰が次の週に進めるのかを決める最後の週でした。

サイモンが3人の女性シンガーたちの中から、一人だけ選ぶことになっていました。

前の週にサイモンに落選を言い渡された彼女は、こんなに素晴らしい歌唱を見せても、
やはりとてもナーバスでした。その様子がビデオの最後の方に現れています。



番組の最後に見事に選ばれ、トップ12に進んだ彼女の2回目のライブショーのビデオでは、
選ばれた後の彼女が、感想を述べています。

メラニー:たった2〜3週間ほど前、私が家にいた時どんな気持ちだったかわかる人はいないでしょう。

誰も、セカンドチャンスを与えられるとはどういうことか、このコンテストにまた戻ってくることがどんなことだか、それが自分をこんなにも強くさせたことがわかる人はいないでしょう。

正直に言って、私はあの『NO』が必要だったんです。自分をより強くするために。

サイモン(や他のプロデューサーたち)は、伸び盛りの挑戦者たちに、このコンテストを通して、
自分のコンフォートゾーン(自分の心地よいと感じる幅)を越えて、新しい領域に挑戦させます。

今回の選曲は、メラニーが得意とするような分野ではないところから持って来ていますが、
見事に歌い上げます。
メイクや髪型も、とても彼女らしさが出ていて、気に入りました。



LAリード:メラニー、サイモンがした、唯一正しいこととは、あなたをこのコンテストに戻したことだね。
とても良い選曲、でも、彼があなたを戻したことの方が、私にとっては、よりパワフルだよ。

ニコール:メラニー、あなたとあなたの声ができることには、限界がありません。

ポーラ:メラニー、あなたはとっても美しく見えるわ。そして、あなたの声は、極上の陶磁器のようだと言わずにはいられないわ。それは特別な状況の時にだけ出してくるものだけれど、今がその『特別な状況』ね。すごいわ!本当にすごいわ!!

サイモン:メラニー、初めに、この曲を番組で使わせてくれたことに対して、お礼を言わさせてくれ。許可をくれたことに、心から感謝している。
ところで、私は、あなたがこんなに良いとは気づいていなかったよ。
あなたは、真剣に、真剣にいい!!今のところ、あなたが最も優れているね。
                                                禮

JUGEMテーマ:女性アーティスト

| 音楽/Music | 14:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
The X Factor 4:ジョシュの挑戦
現在12名が残り、ステージでのライブショーで、しのぎを削っています。
昨日の生中継で、それぞれの挑戦者たちの歌うことに対する情熱、
自分が本当の歌手としてやっていけるんだと、証明しようとするエネルギーがすごかったです。

ジョシュの番が来て、彼を紹介するビデオが流れました。
そのビデオの中に、彼と8年間、ガールフレンドとして付き合い続けている女性が登場しました。

彼女は、彼がミュージシャンとして活動していけるよう、自分がちゃんとした収入のある仕事に就いて、彼を支えています。
それはいつも簡単なわけではないと、ジョシュ自身も、このビデオの中で言っています。

彼女は、「この二人の内で、働いているのは私だけだというのは、とても困難なことだけれど、
私はもっと大きな視点で、このことを見ていかなければならないと思うの。
彼は驚くほど才能がある人で、これら犠牲のすべては、完全に値するのよ。」

彼をプロデュースするニコールは、今回彼に大変繊細な曲を選びました。
番組のプロデューサーであるサイモンは、ジョシュの持ち味とこの選曲は、噛み合わないと言っています。

ジョシュは、「女性アーティストに歌われている曲が選曲されたが、私にとってのチャレンジは、これを自分自身のものにすること。
これはある種のリスクだが、これが良い結果となることを願う。」



このパフォーマンスが終わった後、ジョシュのエモーショナルでパワフルな歌唱に全員が打たれました。

ニコール:私は自分のことを、自慢の息子を持つ母になったように感じるけど、
あなたは私とほぼ同じ年齢だから、こうは言えないわね。(サイモンが笑う。)

私は、この曲の歌詞を本当に愛していて、あなたは生命を吹き込んだわ。

私があなたの何を愛しているかというと、
あなたが歌う時、私はあなたの歌声が、私の身体の中に流れていくのを感じるの。
あなたは、音楽が私たち全員の身体の中を通り抜けることを可能にするのよ!
どうもありがとう・・・!

ニコールがこうコメントした後、思わず、司会者がジョシュをハグをするほど、会場が盛り上がりました!!
                                                    禮

JUGEMテーマ:男性アーティスト

| 音楽/Music | 12:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
The X Factor 3 : 甘さと渋さの絶妙なバランス
番組は、数え切れないほどの応募者の中から、36人を厳選して、以下の4つのカテゴリーに分けました。
男性/女性/グループ/30歳以上

これ以降は4人の審査員が、それぞれにつき一つずつ、割り当てられたカテゴリーのプロデューサーとなり、
自分のカテゴリーに属する金の卵を育て上げつつ、競い合います。

これからの各歌手の選曲やアレンジ、ヘアメイクや衣装、ダンスなど、
素材(歌手)がどのように味付けされ、引き出されていくかは、
すべて各プロデューサーの腕にかかっている、とも言えるのです。

・・・というわけで、選ばれた36人は、『審査員の家』へ。

各審査員たちの暮らす豪邸で、挑戦者たちは、夢のようなひとときを過ごします。
各人が次の選抜に備え、練習を積み、審査員の前で歌を披露します。

これで、次週から始まる、本物のステージでのライブショーに出演できる権利を獲得するかどうかが、決まるのです。

カテゴリー『30歳以上』の担当になったのは、ニコール・シャージンガー。
ゲスト審査員として、エンリケ・イグレシアスも参加しました。

彼女の家は、カリフォルニア州マリブという、アメリカでも超高級住宅街で知られている場所、
それも、絶景を望む山の上にありました。

天空の御殿、まさに夢のような眺めを背景にして、
30歳で、一人娘を愛する父親でもあり、普段ブリトー(メキシコの手軽な巻もの料理)を作っているジョシュが歌います。



(歌い終わった後の、ジョシュのコメント)

私は常にパフォーマンスすることを愛しています。
そして、私は常に、自分がこの世界で何か大きな存在になれるんじゃないかという自信を持っていました。

私がこの機会を得たということで、私は単純にこのコンテストにとても興奮しているんです。

私が大変尊敬するあなた方お二人に、
私にどれほどの能力があるのかを見せることができ、大変感謝しています。
どうもありがとうございます。

(ジョシュが去った後で、ニコールとエンリケの対話)

ニコール:彼はつながりを作れるし、好感度が高いけれど、スターだと思う?
エンリケ:彼は(いわゆるレディーガガのような)典型的なスターではないと思う。
ニコール;彼は、すごい潜在性を秘めた原石だと思うの。

(番組司会者とジョシュの対話)

司会者(スティーブ):あのパフォーマンスが、収入のためにあなたがブリトーを作ることを、ストップしたと思う?
ジョシュ:ああスティーブ、確実にそうであって欲しいと願うね。だって、私はまだ、あの生活に戻る準備はできてないからね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

13歳の娘さんを本当に愛している彼は、娘さんのことをとても信じていて、
一生懸命努力し、少しの才能があれば、夢は本当にかなうことが可能なのだということを、彼女に見せたいんだ、
自分がこのコンテストに勝ち抜くことで、それが本当に実現されるんだ、と言っています。

甘さと渋さが共存している、その味のある外見と声は、これからも目が離せません。
どんどん勝ち抜いていって欲しい挑戦者のうちの一人です!

JUGEMテーマ:男性アーティスト

| 音楽/Music | 07:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
The X Factor 1:人の中に秘められた力
リアリティ番組の中でも、新人発掘番組をいくつも生み出している、
おなじみサイモン・コゥエルの『エックス・ファクター "The X Factor"』が、
今年からアメリカで始まりました。

何しろ、アメリカ各地からチャンスをつかもうと応募する人数は、とてつもない数に上ると思うので、
実際にすべての挑戦者をていねいに審査しているわけではないとは思いますし、
プロデューサーの意図があまり良くないのが、番組の内容で見え隠れしていますが、
それでも、大変印象深いパフォーマンスをする人たちが出て来ます。

トップバッターは、弱冠まだ13歳!!?のレイチェルです。
彼女は、ステージに上がる前にインタビューの中で、

「私はいつも歌っているの。どこに行っても、本当にいつも歌っているわ。
私の妹は、私のことをクレイジーだからだと言うけれど、
私は、自分をクレイジーだとは思わない。私はただ、歌うことを愛してるだけ。」と言います。

彼女はさらに「私の家族は、とても支援してくれてます。」と言い、
ステージの前では、母親がレイチェルに
「私はあなたをとても誇りに思うわ。一番大事なことは、ただ楽しむこと。」と言っています。

そしてレイチェルは「このオーディションは、私の人生の中で今までやったことがない、最も大事な事」と、表現しています。

ステージ上では、サイモンに
「あなたのような年だと、これを聞くのは大事な事だと思うんだけど、
5ミリオン(日本円に換算して、3億8370万円)が手に入ったら、何に使うんだい?」と聞かれて、

「オーケー。これは、あなたたちには、ちょっと狂っているように聞こえるかもしれないけど、
私の家族は、お金を持ってません。(会場の人たちが、ドッと笑う。)

聞いて下さい。
私たちは、寝室が2つある家に住んでいます。そして、私は6人家族です。(会場が一瞬どよめく。)
私のおばあちゃん、おじいちゃん、私の妹、ママとパパ、そして私です。これは大人数です!
私は女の子だから、自分のバスルームが必要なんです!(会場、大拍手。)」



審査員の言葉

ポーラ:レイチェル、あなたに知っておいてもらいたいんだけど、
    あなたがたった今したことは、まさに私たちが、この場で人々にしてもらいたいと思っていることよ。
    あなたはすべてを、あらゆるレベルでもたらしました。パーソナリティーとか・・・
    そして、口を開いて歌い始めたら・・・私たちを吹き飛ばしたわ!

シェリル:あなたは私を虜にしたわ。まだ歌を歌う前からよ!
               そして、あなたが歌ったら、・・・なんてこと!私たちは、ちっちゃなスターを見つけたんだわ!!

L.Aリード:あなたはすべてを持っている。

サイモン:私たちは長い間時間をかけて、この大会に応募可能な年齢を下げると発表していたが、
     私たちが正しかったことが、あなたで証明されたね。
     この二つの言葉(彼女の名前)を覚えておくように。レイチェル・クロウ。
     私たちはこれから、あなたのことをたくさん聞くようになるだろう。

4人の審査員から4つのイエスをもらって、舞台裏で待つお母さんに抱きつくレイチェル。
帰路に着く通路を歩きながら、
「ママ、あれを見た?あれを見た?あれを見た?あれを見た?あ〜・・・」と繰り返す彼女が印象的でした。



次に登場するのは、ステイシー。42才。二人の子どものシングルマザーです。

「20代の終わりから30代にかけて、ある男性に遭って、それから物事が本当に悪い方向へ行ったの。
彼は私に『お前はもう歳を取り過ぎている。』とか、私には十分な才能が無いと言い続けていたの。
そして、私もそれを信じ始めてしまったの。(想いがこみ上げて来て、話せなくなる。)

ごめんなさい。(涙)私、それを信じ始めたの。
それから、彼は私をいたぶって・・・時々は・・・そして、私は自分を信じる気持ちを失ってしまったの。

ステージ上で・・・
「私は、自分の中に音楽があるのに、このまま死ぬことはできないわ。サイモン。」と言って、
アレサ・フランクリンの『ナチュラル・ウーマン』を歌い始めます。


サイモンの言葉:
ステイシー、あなたに伝えなければいけないことがあるんだ。
私はこれを、もうずいぶんと長いことやっている。
これは、私の人生の中でも、最高に優れたオーディションの一つだったよ。

気に入った、気に入った、気に入った。私はあなたを愛してるよ。

このYoutubeのクリップは編集されていて、実際にテレビで放映されたのは、もっと長く、
彼女の歌いっぷりは圧巻で、最後まで堂々と歌いきって、本当に見事でした。
ステイシーのパフォーマンスは、とても芸術的で、彼女の魂がこもった、とても心を打たれるものでした。

オーディション番組には、本当にいろんな人のいろんなドラマがあり、
苦労を重ねて来た人が泣くのは、よく見られることなんですが、
これまでの苦しみが一掃されたかのように大粒の涙を流す彼女を見て、大変胸を打たれました。

                                            禮

JUGEMテーマ:女性アーティスト

| 音楽/Music | 03:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
Haley in American Idol 2:アメリカンアイドル(ヘイリー・レインハート2)
前回は、トップ7が競った週の、ヘイリーのパフォーマンスをご紹介しました。
今回は、彼女が、その翌々週、トップ5で歌ったものをご紹介します。

この週は、一人2曲歌うことが課せられていました。
1曲目は最新の歌、2曲目は'60年代の歌です。

ヘイリーが選んだ2曲目の歌は、
アニマルズの『ザ・ハウス・オブ・ザ・レイジング・サン(昇る太陽の家)』。

この歌を、このように歌った歌手は、今までいませんでした。圧巻です。
どうぞ聴いて下さい。

The House Of The Rising Sun: The Animals    昇る太陽の家:アニマルズ


There is a house in New Orleans       ニューオリンズに、みんなが『昇る太陽』と呼ぶ

They call the Rising Sun          一軒の家がある。

And it's been the ruin of many a poor boy   それは多くの貧しい少年たちがたむろする廃墟で、

And God I know I'm one           ああ、そうさ、俺はそのうちの1人だ。

 

My mother was a tailor             母ちゃんは仕立て屋で、

She sewed my new bluejeans          俺の新しいジーンズを縫ってくれたものさ。

My father was a gamblin' man        父ちゃんは、ニューオリンズを根城にする

Down in New Orleans           博打打ちだった。

 

Oh mother tell your children         ああ、俺がやって来たことをしてはいけないと

Not to do what I have done         母親のあんたは自分の子どもたちに伝えてやってくれ。

Spend your lives in sin and misery      昇る太陽の家で、罪と惨めさの中で、     

In the House of the Rising Sun         自分の人生を送るようなことをしちゃダメだと。




                                                                                                                                       禮

JUGEMテーマ:女性アーティスト

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